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寂しいです……
同居していた92歳の院長の叔母が、先月末に亡くなりました。
ほとんど一日中、叔母は家にいたので、キジとクロコは、昼間、よく一緒に叔母の部屋にいました。
特にクロコは、寂しがりやなので、叔母の近くにいて、叔母の座っている座布団の上を陣取ったり、叔母が寝ていた時は、布団の中に入り、叔母のアンカの上にちゃっかり乗っていました。
今は、叔母の部屋は、入れないように閉めてあります。なぜかというと、叔母がお骨で、戻って来た日に、案の定、目を離した隙に、お骨を嗅ぎまわり、今にもお骨の上に乗ってしまいそうになったり、白木お位牌の匂いを嗅いで、かじりそうになったので、昼間、誰もいないときは、叔母の部屋は、閉めています。
部屋は、開いてないし、叔母の姿も見えないので、クロコとキジは、変に思ったのかもしれません。その頃から、クロコとキジは、母にまとわりつくようになりました。甘えん坊のクロコは、母が座っていると、すぐ母の股をぐいと開けて、入ってきます。以前もありましたが、そんな頻繁ではありませんでした。
母の股の間(小さいときからの習慣)
叔母の部屋を開けると、二匹で飛んでいき、はじめは、やはりお骨とお位牌が気になっていたようですが、遺影とは別にスナップ写真を飾ってあるのですが、クロコは、部屋に入るとすぐに、スナップ写真の叔母の顔をペロペロ何回も舐めて、挨拶をしているのか、慰めているのか、寂しいのかわかりませんが、そのあと、祭壇の下に隠れています。その姿をみていると、涙を誘われてしまいます。(T-T)
キジとクロコがうちに来た時から、ずーと叔母もいたので、姿が見えないから、キジとクロコは、わかっているのだと思います。……
後日、クロコが叔母の部屋に入り、いつものように、写真をペロペロ舐め、そのあと白木位牌を吹っ飛ばしていました。あの世で、叔母もあきれていると思います。